卓球の世界選手権個人戦(17日開幕、カタール・ドーハ)に出場する男女日本代表が7日、都内で合宿を公開した。

 2016年リオ五輪男子団体銀メダルの吉村真晴(SCOグループ)は男子シングルス、大藤沙月(ミキハウス)との混合ダブルスに出場する。

個人戦は6度目の出場となるが、シングルスは2度目。23年ダーバン大会は初戦を突破したが、2回戦で当時世界5位の梁靖崑(中国)に1―4で敗れた。「前回は2回戦で負けてしまったのでまずそこを超えて、中国選手と戦って勝てるように一つ一つ積み重ねていきたい」と燃えていた。

 一方の混合ダブルスは石川佳純との名コンビで2017年に日本勢48年ぶりの金メダルに輝くなど、15年から19年まで3大会連続で決勝を戦った種目だ。今大会は大藤との新ペアで臨む。右利き同士のペアリングとはなるが「非常に自信を持っている競技。大藤選手は本当にサーブもうまいし、結構自分と似ているタイプだと思う。力を合わせてメダルを取れるように頑張るので。暴れてきます」と力強く宣言した。

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