卓球の世界選手権個人戦(17日開幕、カタール・ドーハ)に出場する男女日本代表が7日、都内で合宿を公開し、記者会見と壮行会を行った。

 日本卓球協会は今年4月から4年間、「バタフライ」のブランドで卓球用品の製造や販売を手掛けるタマス社とオフィシャルサプライヤー契約を結んだ。

男女ナショナルチームは4月の国際大会から、日本刀のイメージをデザインに盛り込んだ同社のユニホームを着用している。

 この日の会見に新ユニホームで臨んだ男子の張本智和(トヨタ自動車)は「汗をかいてもプレーに影響しない通気性のいい素材なので、すごくありがたい。バタフライさんとともに世界でメダルを取るという気持ちで頑張りたい」と感想を語った。女子の張本美和(木下グループ)も「すごく軽くて動きやすい」と好印象を口にした。

 世界卓球でタマス社のユニホームが採用されるのは、1985年イエーテボリ大会(スウェーデン)以来、40年ぶりとなる。同社の大澤卓子・代表取締役社長は「大変感慨深い。現地に足を運び、みなさんのプレーを直接応援させていただくのを今から楽しみにしています」と語った。

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