子役の永尾柚乃が8日、東京・千代田区の日枝神社で実写映画「リロ&スティッチ」(ディーン・フライシャー・キャンプ監督、6月6日全国公開)のヒット祈願イベントに出席した。
日本版でリロの声優を務める永尾に加えてスティッチ役の山寺宏一、ナニ役のMOMONA(ME:I)も登場。
吹き替え役が決まったときの心境を聞かれると、「ずっと大好きで見ていた作品の声ができるなんて、信じられないくらい嬉しかったです。リロの心を込めて大切に演じました」と笑顔で語った。役が決まった際には山寺がサプライズで登場し、思わず涙を流したという。「最終オーディションだと思って来たら、山寺さんがきてくれて、(合格を告げられて)ダブルびっくりでした。めっちゃ嬉しかったです」と当時の心境を話した。
イベントでは、神社にならではの絵馬型フリップに願い事を書く企画が行われた。そこには「監督さんになって次の「リロ&スティッチ」を撮影したいです」とビックドリームを綴った。「将来の夢は監督(になること)なんですよ」と話すと、山寺とMOMONAは「わお!すごいね。実写版『リロ&スティッチ2』は柚乃ちゃん監督だ!」と驚きを隠せなかった。「何年後くらいを予定してるの?」と聞かれると「んー。10年?」と話し、会場は大きくどよめいた。
最後にはハワイが舞台の本作にちなみ、山寺とMOMONAに花輪を届けるレイ・セレモニーを行い、共演者との絆を深めた。