◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(8日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)
プロ4年目の藤田かれん(ライク)が1イーグル、2バーディー、ボギーなしの68をマークし、首位と2打差の3位と好発進を切った。「攻めたい気持ちはあったが、グリーンが硬くて速いので、短い番手とパー5だけ攻めて、メリハリがついて良かった。
2つ伸ばし迎えた最終18番パー5。ピンまで247ヤードで3ウッドを振り抜いた。ピン5メートルに2オンし、イーグル締め。「昨年だったら(第2打で)乗らなかった」というホールで積極的に2オンにトライ。今季の平均飛距離は252・75ヤードで6位と、昨年から約5ヤード伸びたことが、大きな自信となり最高の締めくくりとした。
飛距離が伸びた要因にはクラブの変更と、オフに取り組んだスイング改造を挙げた。3番以外のウッドをPING社の「G440」にモデルチェンジ。スイング面では軸がぶれないよう意識している。「打点が良くなって、アイアンのミート率も上がった」と芯にあたり、飛ぶようになったと話した。
昨季は終盤戦まで初シード獲得の可能性を残したが、メルセデス・ランク60位で終了。最終予選会は34位に入り、前半戦の出場権を獲得した。