相葉雅紀が語ったファンへの思い「感謝の思いを伝える時間にしたい」嵐の活動終了発表後初の公の場
笑顔で手を振る相葉雅紀（カメラ・中島　傑） 画像（1枚）

　嵐の相葉雅紀（４２）が８日、都内で行われた「アキタフーズ　きよら　グルメ仕立て　新ＣＭ発表会」に登壇した。６日に来年５月末をもってグループ活動終了を発表して以降、メンバーが公の場に登場するのは初めて。

　デニムのエプロン姿で現れた相葉は「よろしくお願いします」とあいさつしつつ、表情は少し硬め。冒頭、ＭＣから「嵐」について聞かれると、背筋を伸ばした相葉は「自分事で申し訳ないんですが、本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます」と大挙した報道陣に深々と一礼。「先日、嵐として大きな決断をさせていただきました。活動終了までの時間、これまで支えてくださったファンの皆さまに感謝の思いを伝える時間にしたいと思っています」と一語一語かみ締めるように発し、「随時発表できることは、僕たちから発表させていただきたいなと思います」と伝えた。

　冒頭のあいさつ以降は「嵐」について触れず。ＣＭ内でも描かれた料理の腕前を実際に披露。丁寧にフライパンで目玉焼きを調理しながら「良い卵は、白身が広がらない」、「新鮮な卵は、水に沈む」など豆知識を語る場面もあり、和やかな雰囲気でイベントを終えた。

　ＣＭイベントのため、「嵐」について触れない選択もできたが、冒頭から丁寧に言葉を発し、報道陣やファンに声を届けた。それ以降はＣＭ出演者としての役割をしっかりこなし、全方位に気を配った。活動終了発表後初の公の場でも、長らく愛される国民的グループ「嵐」の相葉は、健在だった。（田中　雄己）

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