声優の上田瞳が9日、都内で行われた「朗読劇ボイコメ~声優×吉本新喜劇~in東京~」(6月29日、アニメイトシアター)合同取材会に出席した。取材会には声優の小野坂昌也、吉本新喜劇の川畑泰史、演出の片岡百萬両氏も出席した。

 「ボイコメ」シリーズは吉本新喜劇座員が朗読劇に挑戦し、人気声優が吉本新喜劇さながらのお笑いを朗読で披露する新しい朗読劇。東京で開催するのは今回が初めて。川畑は「いよいよこの日が来たか。僕はこれを機に東京に骨を埋める覚悟」と初の東京進出を喜び、「どの朗読劇にも属さない。台本を見ながらなんですが、台本読んでる時間のほうが短い。新たな朗読劇を楽しんでいただけたら」と呼びかけた。

 1年ぶりの再挑戦となる小野坂は「オファーが来て、よし!と思った。感無量」と歓喜。「(大阪での)前回はお客さんが全然入ってなかった。吉本はこれをいつ宣伝したんだ(笑)」と一喝しつつ、「今回は早めに宣伝しようよ」と提案した。

 今回はキャパ200。前回出演時の706よりも席数が減少したが、「今回は200を埋めたいと思います!よろしくお願いします!」と意気込み、「今回はばっちり稽古をやって完璧に仕上げてからやりたい」と気合十分。

 初参加となる上田は「最初オファーがきたときはやれるのかなという不安が大きかった。今もプレッシャーだけが積み重なっている状態」としつつ、「実は小野坂さんは養成所の先輩。先輩と吉本の皆さんとともに朗読劇をできるというスペシャルな時間がもうすぐやってくるのだと思うとドキドキ。200人をぎゅうぎゅうにつめたい」と笑顔で臨む。

 川畑は「上田さんの人気を聞いたら、吉本の人間は(宣伝に)なんにも動かなくなると思う」と笑った。

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