フリーアナウンサーの徳光和夫さんが10日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・午前5時)に生出演した。
番組では、巨人の岡本和真内野手が7日に横浜市内の病院で「左肘の靱帯(じんたい)損傷」と診断されたことを伝えた。
岡本は6日の阪神戦の初回無死一塁の守備で負傷。中野のバントを処理した三塁手・浦田の送球がやや右側にそれ、捕球時に打者走者の中野と交錯した。主砲は左肘付近を押さえてその場に倒れ込むと、その後立ち上がって、ベンチ裏へ下がり交代した。
全治まで3か月程度が見込まれる形のケガを大の巨人ファンの徳光さんは「本当に心配なんです」と明かし「今年の岡本は本当にこれまでと違って4番打者として頼りになる。岡本まで回せば何とかなるんじゃないかなということを本当に見せてくれた4番バッターだった。三冠王をもしかすると手中に収めるんじゃないかなというほど、三振も少ないしいいところでチャンスで打ってくれる」と振り返った。
その上で「その岡本がいなくなったジャイアンツでありますんで、正直なところ優勝に赤信号かなと思っているぐらいなんです。今、岡本選手がいないからひとつになってまとまって勝利を収めておりますけど、昨日みたいな負け方もすると思うんです。だから、一戦一戦戦わざるを得なくなってしまった」とし「そういう中に坂本選手が帰ってきて、もうすぐ丸選手が帰ってくることになりまして、岡本選手の穴を埋めることはできないにしましてもきっと一丸になるという意味でチームワークは、より絆が強いジャイアンツになるんじゃないかなと思うんです」と願っていた。