TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)が11日に放送され、元中日監督の落合博満氏と元DeNA監督の中畑清氏が出演。長期離脱となった巨人・岡本和真内野手について語った。

 岡本は6日の阪神戦の初回無死一塁の守備で負傷。中野のバントを処理した三塁手・浦田の送球がそれ、捕球時に打者走者の中野と交錯した。主砲は左肘付近を押さえてその場に倒れ込み途中交代。翌日に出場選手登録を抹消されると、7日に横浜市内の病院で受診し、「左肘の靱帯(じんたい)損傷」と診断され、長期離脱が決まった。

 一塁手として7度ゴールデン・グラブ賞を受賞している中畑氏は「これ見た瞬間に同じ経験をしてるんですよ、捕る方もそう、投げる方も。(三塁手で)王さんを骨折させちゃったんですよ。三塁手の送球によってこのけがは起きるんです」と自身の経験を用いて解説。「見た瞬間重傷だなと思いました。野球人のさがなんですよ。ボールを絶対捕って絶対アウトにするんだという執念があるからつながる」と語った。

 落合氏も「最後までミット持ってたでしょ。ミットが外れちゃえばいい。

そしたらある程度軽減されるんだけど、そのまま持っていかれるからけがの具合が大きくなる」と分析した。

 4番が離脱したことについては「不動の4番じゃなくて、状態のいいものを4番。要するに打順と考えて4番じゃなくて、4番目の選手だと考える、割り切りで考えればいい」とし「そのやり方が今のヤクルト。打順をうまく並べてみての、ポイントゲッターってことになって。そういう方が今のジャイアンツにはいいと思う」と持論を語った。

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