ヤクルト、楽天で活躍した飯田哲也さん(56)が10日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演し、引退の際、恩師の野村克也監督から言われたひと言を明かす一幕があった。

 ヤクルト時代、「野村ID野球の申し子」と言われた飯田さんは「(ヤクルトから)楽天に行って2年目に野村監督が来たんですよ。

『よっしゃ、これはもう少し(現役が)できるぞ』と思ったら、夏場過ぎて監督室に呼ばれて『飯田、もうええやろ』って」と、監督直々の戦力外通告の瞬間を振り返った。

 「ダウンタウン」浜田雅功の代役MCの「千鳥」大悟が「ちょっと泣けますね」と言うと、「ちょっと泣けますね」と返した飯田さん。

 「(野村監督は)僕のヤクルト時代の動きを見てるわけじゃないですか? 『落ちたな』って言われたんですよ。当時、もう38ですよ。落ちますよね」と続けると「でも、打撃は3割とか打ってて絶好調だったんですよ。野村さんが来たんで、まだ行けると思ってたら夏場過ぎに『もうええやろ』って。それで、やめるしかないなと」と、しみじみ振り返っていた。

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