日本ハム、阪神で活躍した片岡篤史さん(55)が10日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演し、現役引退を決意した瞬間を明かす一幕があった。
「皆さん、よく言われるのはホームランバッターだったら打球がフェンス際で失速したとか、捕れる打球が捕れなかったとか言われるんですけど僕は…」と話し出した片岡さん。
「移動がありますよね。阪神やったら大阪から東京みたいな。昔は試合出ている時ってのは(新幹線で)新大阪出たらね、京都って(車内アナウンスを)聞かなかったですよ、寝てしまって。パッと起きたら新横浜やってくらい疲れて寝てまうんですよ」と振り返ると「それが(現役)最後はね。京都は聞こえる、名古屋も聞こえる、富士山もきれいに見える。熱海通っても昔行ってたなみたいな。眠いなと思ったら、もう東京に着いてるんですよ。その時、周りはみんな寝てるんですよ。その時に俺はもうやめなきゃいけないと思った。それくらい疲れてなかったってことです」と、しみじみ振り返っていた。