北海道帯広市は10日までに、ばんえい競馬を17日から再開すると発表した。帯広競馬場での馬インフルエンザ発生により、4月26~28日、5月3~5日、10~12日の開催を中止していた。

 同ホームページでは「馬インフルエンザの発生が確認されたことにより、感染拡大防止の観点から、ばんえい競馬の開催を中止しておりましたが、発熱等の症状のある馬が減少傾向にあることから、帯広市第3回ばんえい競馬後半(5月17日(土)~19日(月))から再開します」としている。中止期間に予定していた重賞競走は、カーネーションカップを17日、ばんえい十勝オッズパーク杯を18日にそれぞれ代替実施する。

 また、「競馬の再開に当たっては、出走馬を馬インフルエンザ陰性の確認された在厩馬のみとし、開催前に出走予定馬全頭への簡易検査を実施した上で開催します」としたうえで、「現在実施している馬の入退厩制限などの防疫措置は、再開後も当面の間、継続します」と対策を継続するという。「パドック及びエキサイティングゾーンにはコーンを設置して馬との距離を一定程度確保するほか、表彰式や協賛レース実施者のレース後の撮影、重賞競走ゴール前撮影、誘導馬は行いません」としている。

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