高砂部屋のちゃんこ長・朝心誠が三段目で白星発進　日テレ系「有吉ゼミ」で特集され「恥ずかしい相撲は取れない」
三段目の朝心誠　 （カメラ・越川　亙）　 画像（1枚）

◆大相撲　▽夏場所初日（１１日、東京・両国国技館）

　２７歳のちゃんこ長こと東三段目５６枚目・朝心誠（あさしんじょう、高砂）が白星発進した。立ち合いから１６９キロの西同５５枚目の旭天道（大島）に寄られ、土俵際へ。

だが「お腹に力を入れた」と右を差しつつ踏ん張って耐えきった。すると逆に攻め返し、上手投げで仰向けに。「出稽古で取った相手。残れたら投げようと思っていた」と計画通りの相撲で笑顔をみせた。

　場所前には春場所に続いて再び日本テレビ系の「有吉ゼミ」で高砂部屋が特集された。高砂部屋ＯＢが経営するジンギスカン屋で肉を笑顔でほおばる姿が放送された。「有吉ゼミに出てから声をかけてもらう機会が増えた。反響を感じます」。だからこそ「緊張感をもたないといけない。恥ずかしい相撲はとれない」と気を引き締めている。

　先場所は七番相撲で勝ち越し。今場所も「勝ち越したい。

１番でも多く勝っていい成績を残したい」とうなずいた。

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