◆明治安田J2リーグ 第15節 磐田1―0藤枝(11日、ヤマハスタジアム)

 藤枝MYFCは0-1でジュビロ磐田との「蒼藤決戦」に敗れて今季2度目の3連敗となった。

 最後の最後に落とし穴が待っていた。

最低限の勝ち点1も取れず、藤枝は3連敗で16位に後退。古巣への恩返しはかなわず、DF中川創(25)は「悔しい」と唇をかみ締めた。MF金子翔太(30)も「不完全燃焼です。いいプレーを見せたかった」と厳しい表情で振り返った。

 天皇杯を含め、磐田との公式戦は4連敗。だが、この日はサポーターの声援を背に受けて、全員が球際で激しく戦った。「前に出て相手の強みをつぶしに行った。クロスやカウンターへの対応もできていた」と須藤大輔監督(48)は守備面の手応えを口にした。

 MFシマブク・カズヨシ(25)も磐田MFジョルディ・クルークス(31)とのマッチアップに「楽しかったです。強かったけど、通用したシーンもあった」。臆することなく最多6本のシュートを放ってゴールを狙い続けた。

 次はホームで大宮戦。

この日の収穫を生かし、今度こそ勝ち点3をつかむ。

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