桂文珍「８８ぐらいまでできたら最高」夏恒例独演会ＰＲ
夏恒例となった独演会をPRする桂文珍 画像（1枚）

　落語家の桂文珍が１４日、大阪・なんばグランド花月（大阪市中央区）で、毎年恒例の「吉例８８　第四十三回　桂文珍独演会」（８月８日、なんばグランド花月）のＰＲ会見を行った。

　４３回を迎え「４３年続いている独演会はこの会だけではないか、というふうに自負もしております。

あと何回できるか分かりませんけど、健康で細く長く。８８ぐらいまでできたら最高やなと思います」と胸を張った。ゲストは春風亭一之輔が出演することを発表。「笑点で活躍なさっておりますけども、芸がしっかりなさっていますし、大変有望な方。あと、トランクスの柄が一緒でした」と小ネタもはさみ、共演を楽しみにしている。

　今年は３席を披露予定で、１本はパンダ側から見た人間と、ＡＩをひっつけたような新作を制作中。古典では「ざこ八」を予定しており、選んだ理由については「婚礼の日に男が逃げて、１０年ぶりに帰ってくるんですけど、話がドラマチックで面白い」と説明した。また内容をより分かりやすくアップデートして披露するという。もう１席は「七度狐」を考えており「だますのが途中で終わるのがもったいないなと思っていたので、７回きっちりだまします。なので、後半はジェットコースターのように話が進みます」と明かした。

　大阪・関西万博ネタも飛び出し「吉本もパビリオンをやっている。関西を代表する企業ですから。

カラオケ大会や、盆踊りしてるんですよ。待たずに入れるパビリオンって言ってね。コンセプト通りなんですよ」とニヤリ。自身も一度は行ってみたいと話し「そういうところへ行って体験をするということが一番大事なんちゃうかな、というふうに思いますね」と、ミャクミャクのロゴぬいぐるみを２つ並べ「８８」と独演会をＰＲした。

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