Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、都内でイベントを開催した。日本代表・森保一監督、V川崎元監督の松木安太郎さん、元日本代表MF前園真聖さんがゲストで登壇した。

 93年のJリーグ開幕当時に爆発的な人気を博した、Jリーグチップスの復刻版が今週末のJ各会場で限定で配布されることが決まり、トークショーでは、森保監督が広島に在籍した現役時代のJリーグカードも披露された。

 森保監督は「顔がひきつっている、恥ずかしい」と苦笑いで感想を述べた。日本代表でも、ともにプレーした前園さんの選手時代の印象を問われ「ゾノが出てきた時に、こいつスゲーって。私の力では抑えられる選手ではないと思った。選手として戦った時などゴツゴツ、ガツガツやって、自由を奪うように(やっていた)」と語った。それに対し、前園さんは「森保さんや井原(正巳)さんはシュッとして(いるように見えて)球際はきつい」と当時の様子を明かし、松木さんが横から「レフェリーにはOKでね(ファウルを取られない)」と突っ込みを入れる場面もあった。

 イベントの最後に、森保監督は「私自身は代表の監督として、Jリーグの視察を、できる限り毎節行こうと思っている。その中で、Jリーグの32年の歴史の中で、スタジアムに行く時に我が街のチームを応援するんだというサポーターの雰囲気がすごくうれしいなと(感じる)。選手たちを後押しをしてもらって、日本のJリーグが発展している。これからもファン・サポーターの皆さん、スポンサーの皆さんには、熱く熱くJリーグを応援していただき、国内のサッカーがあるからこそ、日本代表が強くなるという思いでやっていきたい。Jリーグで選手、スタッフ、監督として経験させていただいた私が、日本代表(監督)として責任を背負って皆さんにも喜んでいただけるように結果を求めていきたい。応援よろしくお願いします」とあいさつした。

編集部おすすめ