◆大相撲夏場所4日目(14日日、東京・両国国技館)

 昨年10月の国民スポーツ大会個人で準優勝して幕下最下位格付け出し資格を取得した花岡(境川)が西三段目筆頭・雷道(雷)を下手投げで下して2連勝した。

 取組相手が決まった段階で兄弟子から情報が入ってきた。

投げ技が得意の雷道の攻略法はすでに頭の中に出来上がっていた。しっかりと体を密着しての下手投げ。

「いろいろと話は聞いていました。掛け投げや小手投げが得意なことも。それでも前に出ないとダメだと思っていたので、しっかりイメージを持っていきました」と笑顔を見せた。

 猛稽古で知られる境川部屋に入門。ヒリヒリとした場所中の緊張感は半端ないという。「自分も自信を持って堂々とやろうと思っています」と気持ちを引き締めていた。

編集部おすすめ