◆明治安田J1リーグ ▽第14節 川崎2―1横浜FC(14日・U等々力)

 川崎は、ACLEで準優勝後、帰国初戦の11日鹿島戦(国立)で1―2で敗れた。リーグは4月6日の町田戦(2△2)以降、6戦勝ちなしで16位でこの試合を迎えた。

対横浜FCはリーグでは過去7勝1敗と好相性を誇り、23年5月20日にニッパツで1―2で敗れたのが唯一の敗戦。

 試合は1―1で前半を終え、迎えた後半、最初に決定機を迎えたのは横浜FCだった。15分、FW桜川がゴール前フリーでヘディングシュート。これはGK山口がビッグセーブでしのいだ。

 ホームで勝ち越したい川崎は、後半18分にMF大関、FWエリソン、マルシーニョを投入した。23分にはMF橘田がゴール前で右からのパスを左足でシュートも、枠の左へ外れた。

 後半29分、川崎は左サイドでマルシーニョがDFをかわして右足シュートも、枠を捉えられなかった。後半35分には、味方の落としからエリソンが左足を振ったが、シュートはバーにはじかれた。

 後半39分、川崎はMF家長が狙った山なりのシュートはバウンドしてバーに当たったが、こぼれ球を蹴り出そうとした横浜FCのDFがゴール前でクリアミス。ボールはゴールに吸い込まれ、川崎が2―1とした。その後、43分にクロスから横浜FC・MFユーリララにヘディングシュートを打たれたが、山口が横っ飛びではじき出し、ゴールを許さなかった。

 平日夜に2万175人が詰めかけた一戦。

川崎は4月2日の湘南戦(2〇0)以来、7試合ぶりにリーグ戦勝利をつかんだ。

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