◆明治安田J1リーグ▽第14節 横浜FM―柏(14日・日産スタジアム)

 横浜FMがホームで柏と対戦し、0―2で敗れた。

 立ち上がりから横浜FMは、攻撃に転じるパスがつながらず、なかなか前進できない。

それでも守備面では、後ろからボールを保持する柏に対してマンツーマン気味に対応して、相手に自由を与えず、前節からの改善は示す展開に。

 前半16分にはエリア内で柏の小泉に左足シュートを打たれたが、GK飯倉がセーブ。18分には前線からのプレスから攻撃につながる場面も見せたが、それ以外の場面では、なかなか守備から攻撃へのスイッチがうまく入らない。

 前半34分には決定的なピンチを迎えたが、小屋松のシュートを、DF諏訪間が体を張ったブロックを見せる。攻め手を欠くが、守備でも粘り強く守り、前半は0―0で折り返した。

 後半立ち上がりは横浜FMが攻勢に転じる。右からのクロスをFWアンデルソンロペスが頭で合わせてゴールを狙うもわずかにゴール左に外れる。

 しかし、後半11分に左サイドからのクロスを柏の小泉に合わせられて失点。後半14分にMF山根、FWヤンマテウス、FW遠野を投入し、同26分にはFWエウベル、DF永戸を送り出して勝負をかけたが、ゴールは遠く、終了間際の失点で勝負は決まった。

 これでリーグ5連敗&9戦未勝利で最下位と低迷。3月16日のG大阪戦(2〇0)を最後に約2か月間、勝利から遠ざかっている。

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