◆明治安田J1リーグ ▽第14節 川崎2―1横浜FC(14日・U等々力)

 横浜FCは前半4分にCKからMFユーリララが頭で合わせ、先制したが、その後FKで同点に追いつかれると、後半39分にクリアミスからオウンゴールで川崎に決勝点を献上し、逆転負けを喫した。

 四方田(よもだ)修平監督は試合後、「たくさんのサポーターの後押しがあって本当に心強かったが、勝利で返せず申し訳ない。

ただ、感謝したい。試合は選手が積極的に入ったところからの得点で先制できたのは大きかった。その後、相手の(得点を)返しにいこうという圧力に、なかなか押し返せない時間が長く続いた。最後のところ、選手は粘り強く守っていたが、その中でセットプレーで前半に追いつかれたところは、反省すべきところ。ただ、その中で選手は粘り強くやってくれた」と振り返った。

 「ハーフタイムに、このままの展開だったら苦しくなる、まずは守備で押し返していくというところを確認した。その中で、前でプレッシャーをかけにいく、そこから攻撃に出ていくところから、チャンスもたくさんつくることができた。その辺は良かったが、そういったところ(チャンス)を何とか決めていくといったところ(が足りなかった)。相手も交代選手を含めて、勝ちきろうとかなりパワーを注いできた中で、ぎりぎり耐えてはいた。だが、最後失点に関しては、もったいない部分はあったが、そこはチーム全体で取られた失点だと思う。攻守に、自分たちが足りないものがあった中で敗戦したところをしっかり受け入れたい」と悔しさをにじませた。「この試合に関しては取り戻せないので、今後、残り試合で一つでも取り返していけるように。

まずは中2日で湘南戦があるので、切り替えること、全力を尽くしたい」と前を向いた。

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