ドイツ1部でプレーする日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)が今季限りで退団する可能性が出ていると、14日のドイツ紙「ビルト」が報じている。

 同紙は「土曜日が板倉の送別日(となるだろう)。

チームは(来季)すでに板倉なしで計画中だ」などと伝えた。ボルシアMGは17日に最終第34節・ヴォルフルブルク戦(ホーム)を残すが、板倉は前節、10日のバイエルン戦を背中の痛みにより欠場。13日は練習に参加したという。

 板倉は2022年に500万ユーロ(約7億円)とみられる移籍金で英マンチェスターCからボルシアMGへ移籍し、2026年6月末までの契約にサインした。クラブはこの夏に板倉を売却する方針だとみられている。移籍金は1200万ユーロ程とされる。

 同クラブのセオアネ監督は「コウはここ3~4年間、素晴らしいパフォーマンスを見せたため、他のクラブがそれを理解することは普通だ。彼がトップクラブへ移籍して、成長することができたら私たちは彼の成功を喜ぶだろう。今、彼はチームの中核の一部。彼が移籍すれば優秀な選手の後任を探さなければならない。その時期が来るのは自然なこと。クラブとして当然準備はしている」とコメントしたという。

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