俳優の藤原大祐(たいゆ)が、7月期の日本テレビ系連続ドラマ「ちはやふる―めぐり―」(當真あみ主演、水曜・後10時)に高校生ナンバー1の実力者・折江懸心役で出演することが15日、発表された。

 原作はシリーズ累計発行部数2900万部を超える末次由紀氏の同名人気漫画。

2016、18年に公開された映画3部作「ちはやふる―上の句・下の句・結び―」(広瀬すず主演)ら10年後の世界を舞台に、廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐる(當真)が、顧問として赴任した大江奏(上白石萌音)と出会い、成長していく姿を描く。

 藤原ふんする折江は、瑞沢高校・競技かるた部に在籍する高校生ナンバー1の実力者。かつて綾瀬千早(広瀬)が作り上げ、全国大会を何度も制覇する強豪校に成長を遂げたた同高で、「次期名人」と目される役どころを演じる。

 出演が決まり「すごくうれしかったです。青春映画といえば、『ちはやふる』というくらい、前作を楽しく見ていたドンピシャな世代。その10年後の世界に登場できるなんて思ってもいませんでした」と喜びもひとしお。「当時中学生だった僕に、このことを伝えたらどんな反応をするのか見てみたいです(笑)」とコメントした。

 「競技かるた」がテーマとあって「みんなで力を合わせてより良い作品を目指していく、まさに『団体戦』のような雰囲気を感じています。同世代のみんなとバカみたいにふざけながら、真剣にモノづくりをしている今が、まさに、青春そのものだなと思いました」と充実感を漂わせた。

 原菜乃華(月浦凪役)、石川雷蔵(篠原陽介役)、瀬戸琴楓(吉野音役)、髙橋佑大朗(庭野康太役)が梅園高校・競技かるた部の部員役で出演する。

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