◆大相撲夏場所5日目(15日、東京・両国国技館)

 東幕下筆頭・天空海(立浪)が西同・北の若(八角)を掛け投げで2勝1敗となった。立ち合いで「少し見て組んでしまった」とやや出遅れ、受け止めた。

それでも右上手をがっちりつかんで足をかける柔道の“内股”のような掛け投げを決めた。

 柔道経験者らしい豪快な勝ちっぷりに「同じ幕下筆頭に勝てたのはでかい」とうなずいた。今場所から取組後の弓取りを務める。「結びの取組を見ることで糧になっている。集中が高まっている」と活躍の理由を挙げた。勝ち越せば十両復帰がぐっと近づくだけに喜んだ。

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