琴桜が３勝目　平戸海を退けようやく白星先行
琴桜（右） は引き落としで平戸海を下した（カメラ・頓所　美代子） 画像（1枚）

◆大相撲夏場所５日目（１５日、東京・両国国技館）

　大関・琴桜（佐渡ケ嶽）は、西前頭３枚目・平戸海（境川）を引き落としで下して３勝目、今場所初めて白星を先行させた。平戸海にもぐられたが、頭が下がりすぎたところを引いて、勝負をつけた。

　初日に西前頭筆頭・王鵬（大嶽）に、３日目に小結・若隆景（荒汐）に、それぞれ敗れ、苦しいスタートとなっていたが、前日、この日と連勝で３勝２敗。綱取りを目指す大関・大の里（二所ノ関）に注目が集まっているが、巻き返しを見せたいところだ。

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