★京都3R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ウルフピーク

 今年2月にデビューしたロードカナロア産駒。初戦は1800メートルに起用されたが、2戦目は1400メートル、3戦目は1600メートルと適性を探ってきた。

 その3戦目はスローペースの前残りで際どい3着争いの5着に終わったといえ、今回も続けてマイル戦に投入されたのは、これまで最も流れに乗れた点が大きい。

 激走馬に挙がった要因は「末脚性能が上位」と「上位騎手騎乗」の2点。後者の高杉吏麒騎手は先週も2勝、2着3回と好調をキープしている点も見逃せない。

★東京7R・3歳1勝クラスの馬トク激走馬=チャロ

 3戦目の前走で未勝利をクリア。馬体重はデビューから最も多い14キロ増の484キロだったが、初めてハナを切るとそのままで押し切り、2馬身差半で快勝した。

 その2着馬ゴールドハンマーが次走で未勝利を圧勝。さらに6馬身差も離された3着馬タルトポワールものちに勝ち上がり、レースレベルが高かったと言える。

 激走馬にピックアップされた要因は「期待値高い偶数馬番」と「前走着順から高期待値」。馬体に実が入ってきた今なら、新馬戦3着以来の7ハロン戦でも苦にならない。

★新潟10R・中ノ岳特別(4歳上2勝クラス)の馬トク激走馬=サパテアール

 昨年3月に昇級してから足踏み状態だが、最先着は4回もある3着。勝ちきれないとはいえ、自在性のある脚質であと一歩のところまで来ている。

 今回は初勝利と同じ舞台。

現級では6着に敗れている舞台だが、当時は休み明けで6キロ増と太め残りが響いた。五分にスタートが切れるようなら押し切るイメージも。

 激走馬の要因としては「性別補正で浮上」と「近走着順から期待高」の2点が挙がっている。手ごろな11頭立てで相性のいい新潟なら変わっても驚けない。

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