◆バレーボール▽アジアチャンピオンズリーグ・準々決勝 大阪ブルテオン 3(25―18、21―25、25―17、25―15)1 ナコーンラーチャシーマーQminC(16日、島津アリーナ京都)

 準々決勝2日目が行われ、大阪BがナコーンラーチャシーマーQminC(タイ)に3―1で勝利した。日本代表の西田有志はチーム2位の21得点をマーク。

17日の準決勝ではフーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)と対戦し、勝利すれば12月の「世界クラブ選手権」出場も決定する。

 第1セット(S)から西田がチーム最多の6得点を挙げるなど、セットポイント先取に成功した。第2Sこそ落としたが「自分たちが向こうのペースに合わせているシチュエーションが非常に多かった。3セット目からよりアグレッシブに、トライするようなバレーをした」と意識を入れ替えると、その後は難なく試合を運んで準々決勝を突破。次戦に勝利すれば12月の「世界クラブ選手権」出場が決定し、逆側の組み合わせを上がってきているサントリーとの決勝戦も見えてくる。それでも西田は「先を見ず、明日はよりタフな試合になる。今日のバレーでは絶対負けるので、備えることは備えていいことはいいで残せるように。難しく考えすぎず、自分たちのいい部分にフォーカスできるように」と、かぶとの緒を締めて一戦必勝を誓った。

 ◇アジア・チャンピオンズリーグ(ACL) アジアのクラブ最強を決める大会で、12チームが参加。11~13日に大阪・パナソニックアリーナで4組に分かれてグループステージを実施。15日からは島津アリーナ京都に会場を移し、準々決勝から18日の決勝までを行う。日本勢は、前身のVリーグで昨季優勝のサントリーと、同準優勝の大阪Bが参戦。

ACL決勝進出2チームが12月の世界クラブ選手権(開催地未定)に進む。

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