女優の田中麗奈らが17日、都内で行われた映画「東京予報―映画監督外山文治短編作品集―」(外山文治監督)の公開記念あいさつに登壇した。

 「はるうらら」「名前、呼んでほしい」「forget―me―not」の3編の短編によるオムニバス作品。

「名前―」で田中は、共演の遠藤雄弥とともに、最後の1日を“夫婦”として過ごす不倫カップルを演じた。田中は「遠藤さんの映画を拝見していて、ずっとご一緒できたらなと思っていた」と尊敬の念を明かし「デートのシーンとかは、本当にエチュードの出たとこ勝負で着の身着のまま出たので、開放的になれたというか、素直な気持ちで一緒にいられたという時間が夢のようで楽しかった」と振り返った。

 これに遠藤も「きっと僕の方が夢のようだった。何を隠そう僕は10代のときに『好きな女性のタイプは田中麗奈』と書いている。田中さん、すみません」と長らくファンであったと告白。遠藤は「それを外山さんに言ったら『いや、僕もだ』と。撮影中はどっちが田中さんに対しての愛が強いか話し合っていた」と主張した。田中は「待って、赤くなっちゃう」とはにかみつつ「2人ですごい討論してるから、芝居のこと真剣に話していると思っていたんですけど…」と驚きの様子だった。

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