陸上のセイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)前日会見が17日、同会場で行われ、男子100メートルからは、世界陸上2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(東レ)、昨年のパリ五輪400メートルリレー代表の柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)らが登壇。桐生は「目標は、(東京世界陸上の)参加標準記録(10秒00)を切ること」ときっぱり話した。

 桐生は今季の100メートル、3月に沖縄の競技会からシーズンイン。4月29日の織田記念(広島)予選では追い風参考記録ながら10秒06の好タイムをマークし、今月3日の静岡国際では優勝。コンスタントに結果を残し、「良い状態で来ている」と手応えを見せる。

 連戦が続いたため、「疲労感があった」と今月11日の木南記念(大阪)は欠場し、今大会へコンディションを合わせてきた。「予選からしっかり気合を入れて、焦ることなく自分の走りをする」と日本ファンの詰めかける東京・国立競技場を沸かせてみせる。

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