◆女子プロゴルフツアー SkyRKBレディス 第2日(17日、福岡・福岡雷山GC=6489ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、ツアー11勝の小祝さくら(ニトリ)が6バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算9アンダーで神谷そら(郵船ロジスティクス)、金沢志奈(クレスコ)と並んで首位に立った。

 出だし1番パー4で残り約90ヤードの第2打を3メートルに寄せてバーディーを奪い、前半で3つ伸ばして後半へ。

11番パー5も2オンに成功して伸ばし、最終18番でもバーディーで締めた。「パットが良かったところもあったけど、1メートルくらいを1回外してしまった。それ以外は悪くはなかった」と振り返った。

 海外挑戦の考え方について言及した。親交が深い竹田麗央(ヤマエグループHD)ら、近年は日本から米ツアーへ主戦場を移す選手が増えた。一方、小祝は「あんまり海外に行きたくない」と話した。

 その理由については「食事とか、いろいろストレスしかない。ゴルフに集中できない。ちょっと行くくらいがちょうどいい。エビアン(選手権)とかKPMG(全米女子プロ選手権)とか出ると、行って帰ってきてが続くので、そこまではしたくないかな」。現在、世界ランキング52位で出場資格がある全米女子オープンのほか、AIG全英女子オープンの出場を希望しているが、その他のメジャーは「行かないです」と今後の見通しを語った。

 今季は開幕戦のダイキンオーキッドレディスこそ予選落ちしたが、8戦中4戦でトップ10入りと存在感を発揮している。

最終日最終組は今季初。12勝目に向けて「狙える位置なので、しっかり攻めのゴルフをしたい。明日も伸ばさないと優勝は難しい。自分の調子を上げてベストのゴルフをしたい」と力を込めた。

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