◆大相撲 ▽夏場所第9日(19日、東京・両国国技館)
東序二段52枚目・北洋山(立浪)が西同56枚目・益湊(阿武松)を下し、4勝1敗とした。立ち合いで土俵際まで押し込まれたが、右を差して体勢を立て直し、力強く前に出て寄り切った。
勝ち越しは昨年9月の秋場所以来、4場所ぶりだ。三段目で迎えた昨年11月の九州場所は2勝5敗。今年1月初場所で右肘を痛めるなど、直近3場所は苦しんだが「3場所連続で負け越して、ここまで(番付が)落ちてきたので。とりあえず安心しました」と胸をなで下ろした。横綱・豊昇龍の兄弟子で付け人も務める31歳は、残り2番へ「まずはけがをしないようにして、勝っていきたい」と意気込んだ。