水口優也騎手(34)=栗東・池江泰寿厩舎=が、6月末で引退することが5月19日、分かった。
2010年に美浦・加藤征弘厩舎からデビュー。
23年5月13日の京都5Rでは、11頭立てで最低人気のニホンピロパークスを2着に導き、複勝は180・2倍。JRAの複勝歴代最高払戻金となっている。23年の複勝回収率は173%でJRA騎手では1位だった。また昨年12月7日の京都3Rをピーチマカロンで制し、単勝は337・7倍。3月末で引退した大庭和弥騎手を除けば、同年の単勝回収率278%は平地のJRA騎手でトップだった。JRA通算84勝(19日現在)。引退前の最終週となる6月28、29日は小倉で騎乗する予定となっている。
水口優也騎手「このたび、年齢とセカンドキャリアを考えて、6月いっぱいで騎手を引退することといたしました。頑張ってくれた馬たち、これまで携わってくださったオーナー、厩舎関係者、騎手仲間そして、今まで応援し続けてくれた両親にとても感謝しております。今後は、馬産業に貢献できればと人材育成の仕事をします。