◆大相撲夏場所9日目(19日、東京・両国国技館)

 東前頭7枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)は、西前頭10枚目・正代(時津風)を寄り切り、1敗を守り、勝ち越した。元大関に対し、頭から強く当たり、もろ差しで一気に押し切った。

 「もろ差しがうまい正代関に、下からもろ差しに入れてよかった」と相撲内容に満足した表情を見せた

 今場所については「前に出る稽古を徹底的に指導されたのがよかった」と、充実感を漂わせた。幕下付け出しから史上最速タイの所要3場所で新入幕を果たした23年名古屋場所では、千秋楽まで優勝争いに加わった。その再現を狙う。

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