お笑いタレントのヒコロヒーが30日深夜放送のTBS系「有田哲平とコスられない街」(金曜・深夜0時48分)に出演し、今年3月に受けた「邪道」大仁田厚の電流爆破の洗礼について回顧する一幕があった。

 「くりぃむしちゅー」有田哲平、彦摩呂らと東京・銀座を歩いたヒコロヒー。

 この日、自身のスマホ収蔵の写真の1枚として「濡れたヒコロヒーがタバコを吸っている様なんですけど」とびしょ濡れのTシャツ1枚でしょんぼりとタバコをくわえている写真を披露。

 「これは番組の罰ゲームで大仁田厚さんに電流爆破をされるという企画があったんですよ」と3月放送のTBS系「オールスター後夜祭」のクイズで最下位となり、2度と「後夜祭」に出演できなくなる出禁処分となった上に罰ゲームとして大仁田による電流爆破バットでの殴打という悲惨な目に遭った一幕を振り返った。

 「お笑いとしては『最悪や~!』とか言いながらやるわけじゃないですか。でも、もっと難しいのが、私、女で一応…。『痛い!』とか『嫌だ~!』とか言うのが、もし万が一、変な感じに映って、なんかご迷惑をおかけすることになったらいけないって、いろんなことを考えて…」と続けると「大仁田さんにバットでドカンと殴られて、そのまま爆発してバッと吹っ飛んだんですけど…。ウワッと立ち上がり、そこで一言言って番組が終わったんです、なんとか」と回顧。

 「一応というか、お笑い界隈では『女の子にこんなひどいことして』みたいな抗議が1ミリもなかったんですよ。良かった、そういうのは免れたし、芸人としてもちょっとうれしいな。こういうこと(電流爆破)をやっていただけて打ち返せた、良かった、うれしいと思ったつかの間、電流爆破界隈の方からしたら『あれじゃあ電流爆破が弱いみたいじゃないか』って」と続けたところで有田に「こらえたわけね?」と聞かれると「こらえてもうたんですよ。無理して、こらえてもうたのが…。難しいなあって」と返答。

 有田から「芸人の仲間からしたら大正解と言いたいけど、(自分は)プロレス業界側でもあるじゃん。

だとしたら、それはちょっと困るな。蝶野正洋がこんな分厚いラバー製のウェアを着て(電流爆破に被弾して)こんなになったんで。あの蝶野正洋ですら…」と1999年4月の大仁田―蝶野の電流爆破マッチに触れた上で指摘されたヒコロヒーは「それが私は青シャツ1枚でね」と、しみじみ振り返っていた。

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