女優の久本雅美が31日、東京・三越劇場で主演舞台「花嫁 娘からの花束」(向田邦子原作、石井ふく子演出、6月1~24日、この後全国公演)の公開リハーサル前、囲み取材に応じた。

 久本が石井氏と仕事するのは初めて。

4月の製作発表時から「ギャグ封印」を語っていたが、この日は表情も別人のようで“正統派女優”の雰囲気を漂わせた。

 久本といえば、「よろちくび~」を始め、ギャグのさく裂が真骨頂。石井氏はこれらを「全く知りません」とのこと。しかし、久本の演技力だけでなく、稽古中の視野の広さ、ムードメーカー的な心配りも含め「すてき。謙虚な方。これからもご一緒しましょう」と人柄を絶賛。早くも再タッグを約束した。

 久本は「石井先生は優しい。大好き。稽古場が居心地いい、と話していると、先生が『私もよ』と。またぜひご一緒できれば」と“相思相愛”ぶりを印象づけた。囲み取材には小林綾子、羽場裕一、丹羽貞仁も出席した。

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