俳優の奥平大兼(21)が30日放送のTBS系「Aスタジオ+」(金曜・午後11時)に出演。デビュー作で「かっこいいな」と思った先輩女優を明かす一幕があった。
2020年公開の長澤まさみ主演映画「MOTHER マザー」でデビュー。今年、TBS系日曜劇場「御上先生」の生徒・神崎役でも大きな注目を集めた奥平。
中学1年の時、東京・渋谷のハチ公前で現在の所属事務所からスカウトを受け、芸能界入り。バスケ一筋の部活引退後、初めて受けた「MOTHER マザー」のオーディションに合格。長澤の息子役で鮮烈なデビューを果たした。
「長澤まさみさんがお母さんですって言われて、納得できるわけないじゃないですか? うれしいけど、プレッシャーもすごかった」と16歳での映画デビューを振り返ると「(大森立嗣)監督が1か月、ワークショップをやって下さって、お芝居って楽しいものだからって言われて。現場行ってみると、楽しくて仕方なくて」と続けた。
「お芝居ってウソつくものって、よく言うじゃないですか? 僕はその感覚は今でもなくて、共演して下さった皆さんのおかげなんですけど、そういう気持ちにしてくれたんですよ。そのシーンにするべき気持ちに。それこそ長澤さんだったりがしてくれて」と振り返ると「こういう体験ってあるんだって思って。それをしてくれる人がかっこいいなって思ったんですよ。長澤さんだったり、阿部サダヲさんだったりとかが。