◆明治安田J1リーグ ▽第19節 町田0―3横浜FM(31日・町田GIONスタジアム)

 町田はホームで横浜FMと対戦し、0―3で敗れた。前半23分にFW遠野大弥に鮮やかな先制弾を許すと、4分後に再び遠野に追加点を献上。

後半アディショナルタイムには痛恨のオウンゴールもあり、4試合ぶりの敗北となった。

 左ウィングバック(WB)で先発したMF沼田駿也は、プロ4年目でJ1初先発となった。後半開始時に交代となったが、左サイドで攻撃の起点としてチャンスを生み出すなどアピールした。沼田は「前半の立ち上がり、自分のサイドからチャンスにつながるシーンもたくさんあった。相手のサイドハーフが自陣に残ることが多かったので、そこで優位性があった」と手応えを明かしつつも「結果につながらず、相手に流れを持って行かれた展開になってしまった。あの展開の中で自分が結果につなげられなかったことが悔しい」と反省を口にした。

 2022年にJ2山口でプロデビューした沼田は23年より町田に加入。初年度は途中出場が中心も33試合に出場し、チームのJ1昇格に貢献した。しかし昨季は町田では1試合の出場にとどまり、7月に期限付きでJ2鹿児島へ移籍した。復帰した今季も開幕当初は出番が少なかったが、第16節清水戦(2△2)で初出場。FW相馬勇紀とDF中山雄太の離脱中に存在感を発揮し、先発の座をつかんだ。沼田は「今日のチャンスをつかむために常に自分と向きあって、良い準備をしてきたつもりではあった」と思いの丈を語ると「1人じゃ間違いなくこのチャンスをつかむことは出来なかった。

サポートしてくれている家族もそうですし、自分が試合に向けてストロングをしっかりと出せるような働きかけをスタッフも選手もしてくれた」と感謝を示した。

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