◆明治安田 J1リーグ▽第19節 G大阪0―1鹿島(31日・パナソニックスタジアム吹田)
G大阪が、首位の鹿島に黒星を喫した。これで4試合連続白星なし(1分け3敗)で7勝3分け9敗となり、リーグ戦の前半が終了となった。
前半9分、相手の最終ラインからロングパス1本で鹿島のFWレオセアラにゴール前に抜け出され、先取点を失った。その後は相手のシュート3本に対して、5倍以上の16本を放ちながら、得点は生まれず。ポスト直撃、バー直撃とチャンスは連発したが、奪われた1点に泣く試合展開となった。
1点目の失点で背後を突かれたDF福岡将太は「完全に後手に回ってしまった。体の向きも最初の向きで下がっていれば対応もできた。自分の中ではなんか、セレッソ戦のレオセアラにやられた時の体の向きになってしまったと思った」と、2023年10月28日・大阪ダービーで失点を許したシーンを重ね合わせて悔しがった。
猛攻を重ねながら、最後まで得点に届かなかった試合を「いい試合だったね、で終わってはいけない試合だった」と総括。前半戦を終えて、31日現在失点数は新潟と並んでリーグ最多の27。昨季はリーグで2番目に少ない35だっただけに「失点が多かった。後半戦はより減らせるようにしないといけないですし、守備陣としては課題のある前半戦だった。継続以上のものを出さなければいけない」と、後半戦に向けて、鉄壁の守りを取り戻す決意を表明した。
前半戦を終えて、失点数はリーグトップの27。