1日放送の日本テレビ系報道番組「真相報道バンキシャ!」(日曜・午後6時)では「令和のコメ騒動」を特集。政府が随意契約で放出した備蓄米の流通が本格化し始めた様子を報じた。
コメンテーターで出演のお笑いタレント・カズレーザーは、備蓄米購入のために店頭に並ぶ人々の映像を見て「めっちゃ並んでましたね」とポツリ。「最初、店内にある量を見た時にとんでもない量だなと思ったんですけど、これだけ並ぶんだったら、あれくらいハケちゃうかってぐらいの勢いを感じますね」と続けた。
コメの流通の今後については「60万トンぐらいは備蓄米を出す予定だというのは、おっしゃってたんですけど…。60万トンっていうのは日本の1か月分くらいの消費に近い数字だと思うんですけど、これ、どれくらい一気に出せるか疑問だったんですけど、これくらいのペースで出せるってなると、本当にすごく早い流れで店頭に並ぶ。それだけ消費されるペースも早いのかなと」と予測。
その上で「やっぱり同じ棚にいろんな値段のお米が並んでたら、もし余裕があっても安いお米を選ぶ人はある程度いると思うので、思ったよりも早く消費されちゃう。そうすると、1か月後とか、その先になった時に店頭にまた高いお米が残るのかなあってなったら、お米離れが加速するよなって思うんですけど…。でも、多分、そうはならないですよね。お米って本当に日本人にとって特別なものなので。感覚、文化にも根ざしてるので」と話すと、「ちょっと(インタビュー映像に)映っていた方で『安いお米が出るから数日間、お米を我慢しました』って。それができるならもっと我慢できるはずなのにそうはならないんですよね。やっぱり耐えられないものが多いので。