EXILEが1日、神戸市のワールド記念ホールで全国アリーナツアー「WHAT IS EXILE」(4か所8公演)の最終公演を開催した。アンコールでは、今年4月に休養から復帰したEXILE ATSUSHIがサプライズ登場。
9000人のファンからこの日一番の声援を注がれたATSUSHIは、白い歯をのぞかせながら喜びをかみ締めた。「皆さんの声援最高です! ありがとうございます」。EXILEのステージに立つのは、2022年12月以来。「お帰りなさい」と迎え入れたAKIRAと熱い抱擁を交わすと、この日ラストとなる28曲目に「Rising Sun」を歌い上げた。
ATSUSHIは23年に感染症の一種であるライム病などによる体調不良で休養。約2年にわたって活動を休止していたが、今年4月からソロツアーを開催し、復帰を遂げていた。20年に一度グループを勇退したものの、その2年後に復活した経緯もあるため「この光景、見たことある気がするんだよな」と2度目の復活に苦笑いも浮かべた。
グループは、この日をもって全国4か所を巡るアリーナツアーを完走。今ツアーはEXILEメンバーだけでなく、各会場ごとに異なるEXILE TRIBEの後輩も出演する新しいスタイルで臨んだことから、TAKAHIROは「EXILEを一言で表現するのはまだまだ時間がかかるかもしれません」と現実を受け止める。
それでも、アンコール前には11月から約3年ぶりとなるドームツアー(3都市5公演)を開催することを発表。出演メンバーにはATSUSHIも名を連ねており「なぜEXILEがこうして形を変えて存在しているのか。