◆明治安田J1リーグ▽第19節 湘南1―1岡山(1日・レモンS)
岡山は敵地で湘南と1―1で引き分けた。
前半37分に代表に初選出されたMF佐藤が、右サイドでボールを受けるとドリブルでカットインから左足シュート。
これで佐藤は加入1年目で今季4点目をマークした。木山隆之監督は、佐藤を本来の中央のポジションではなく、右ウィングバック(WB)で起用する。試合後、その意図について質問を受けた指揮官は「端的に言うと、点を取る、点に絡む能力がある選手はどこに置いても点に絡める。我々は3バックを敷いていて、どちらかと言うと、推進力があるWBタイプの選手を置くことが多かったですけど、彼にはチームとしての守備のタスクは与えているが、攻撃はダイナミックに自由にやっていいと話している。彼も内側に入った時のアイデアとか、横に行きながらスルーパスとか、もっと出来ると思う。今日は足を振って、結果を出した。あそこからチャンスメイクをしたり、今日みたいにゴールをしたり、もっともっと点に絡めるプレーが出来る」と持論をまじえて説明。昨季は3試合出場にとどまったが、今季はこれで14試合4得点。新天地で才能が開花している。