俳優の吉沢亮が2日、都内で行われた大手生活用品メーカー・アイリスオーヤマの「アイリスのお茶 綠(りょく)」新商品発表会に出席した。

 政府備蓄米の発売で話題になっている同社は、飲料水事業のラインアップ強化と事業基盤拡大のため、緑茶飲料事業に新規参入すると発表した。

ブランドアンバサダーを務める吉沢は、緑茶のような深緑のスーツ姿で登場。同商品について「変な苦みもなく、すごく飲みやすい味。ついつい、ゴクゴク飲んでしまう商品ですね」と爽やかな笑顔を浮かべた。

 吉沢が出演する新CMは、この日から全国でオンエアされる。これまで同社のCMでは、正直すぎるCMプランナーをコミカルに演じていたが、新CMで演じるのは、穏やかな伝説の茶人。「アイリスさんの現場ではどれだけ現場のスタッフさんを笑わせるか、というところに命をかけて撮影していましたが、今回は違う設定。こんなに静寂でいいのか。最初は驚きました」と、新鮮な現場だったことを明かした。

 イベント中には、「癒やされたこと」を問われ、5月に開催された第78回カンヌ国際映画祭と回答。主演映画「国宝」(6月6日公開、李相日監督)が監督週間で公式上映された。吉沢も同映画祭に参加し「海外の方々が映画を受け入れてくださって、心から役者をやっていてよかったなって思いました」と感無量の様子だ。

 役者への熱い思いが高まる中、現在はNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(高石あかり主演)の撮影中だという。

演じるのは、主人公たちに影響を与える英語教師役。役作りのため、3~4か月かけて英語の勉強中だといい、「学生時代もっとまじめに語学の勉強をやっていれば良かったと思っています。今、必死にやっています」。苦闘ぶりを苦笑いで明かした。

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