タレントの壇蜜が2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金、午後1時)に出演し、2019年に結婚した漫画家・清野とおる氏に一度は離婚を切り出したことを明かした上で、その存在の大きさに感謝する一幕があった。
23年に2度の入院を経験し、1年間の多くの時間を病院で過ごしたことについて「もう2023年の3割くらいは入退院してました」と話した壇蜜。
一度は退院も「自分の体の中が標準値に戻ったという自信はあったんです。だけれども仕事を始めると急に『仕事を続けられるの? 連載を頑張っていけるの?』っていう自信がなくなってきてしまって。夫の清野(とおる)さんも支えてくれたんですけど、どうしてもうまく立ち行かなくて、清野さんやマネジャーの勧めもあって、また入院となりました。ちょっと大変でしたね」と再入院に至ったことを明かした。
司会の黒柳徹子に「入院中は離婚も考えるくらいに?」と聞かれると「やはり薬があまり効かない状態の時期が続いたのと、何より夫に迷惑をかけているという…。支えにはなってくれていても、迷惑をすごくかけてると思ったら、『私、清野さんと一緒にいていいのかな?』ってすごく自信がなくなりました」と離婚を切り出した経緯を語った。
その時、「すごくびっくりというか、動揺を隠してはいたと思うんですけど、『支えになりたい、支えていたいって気持ちはそういうこと(離婚を)言われても変わらないよ』って(言ってくれた)」と夫の言葉を明かすと「『君が言うんじゃ(離婚も)仕方ないね』って流れにならなかったことが今の私を作っている要素かなと」と夫の言葉に支えられたことを明かした。
その上で「2人で頑張っていけたらいいなって。その周りに私の身内やマネジャーがいてくれたら変わらない日々に戻そうって気持ちが起きるなって思いました」と続けると「入院当初は自分自身のことでいっぱい、いっぱいだったけど、そんな中で(夫は)日々、電話やメールをくれた清野さんの存在はとても大きいです。支えてくれました」と、しみじみ振り返った。