フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜・午前8時14分)は3日、大相撲で史上最多の優勝45度を誇る元横綱・白鵬の宮城野親方が9日付で日本相撲協会を退職すると2日に同協会が発表したことを報じた。

 21年9月に現役引退した宮城野親方は、元幕内・北青鵬の暴力問題で自らの部屋が閉鎖となり、昨年4月から弟子とともに伊勢ケ浜部屋に移籍していた。

だが、1年以上過ぎても部屋が再開できず、協会退職の意向を固めていた。2日に退職届が臨時理事会に提出され、9日付で受理されることになった。

 元白鵬と親交の深いコメンテーターを務める元放送作家の鈴木おさむさんは、このニュースを受けて「3月下旬、4月ぐらいですかね、親方のことを応援している方がいたんですね」と切り出し「その方から電話がかかってきて珍しく…で、『宮城野親方がやめるっていうことを言っている』」と明かした。

 続けて「いいか言っても…」とした上で、「大阪場所の時から悩んでいたと思うんです。宮城野部屋が戻るっていうのをおそらく1月とか3月とか…少なくとも3月には戻るだろうと強く願っていたし、思ってたんですけど、でも、結局、戻らなかったのが気持ちが一個折れた理由だと思うんです」と明かした。

 さらに「3月に戻れないとなると、自分が戻れないんじゃないかというふうに思ってしまって気持ちが固まってきた」とし「その段階で(宮城野親方に)電話したんです」と明かした。電話で「その時点で僕は『やめるんですか?』と言ったら結構、気持ちが強かったんで、僕ははっきりと『やめないでほしい』と言ったんですけど、自分の気持ちはすごい固いっていうのがあって。僕としては非常に残念ですし、一言で言うと弟子がかわいそうっていうのが一番ですかね」などとコメントしていた。

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