元宮崎県知事の東国原英夫氏(67)が3日、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督=報知新聞社客員=の死去について「明るく元気なスーパースター。大変、残念です」と悼み、「私のメガネの掛け方は、長嶋さんに『個性的で良い』と言われ、続けてました」と明かした。
2008年2月24日、朝一番の東京発宮崎行きの飛行機内で長嶋氏と偶然会ったという。長嶋氏は菅直人元首相(当時・衆院議員)と東国原氏が論戦を交わしたニュースを見たと明かし、「ヒガシくんのメガネの掛け方は良いね」と褒められたという。当時、東国原氏はメガネをずらしてかけていたが、県議会では「ちゃんとかけろ」「上目づかいで、品がない」などと批判されていた。だが、長嶋さんがそのスタイルを褒めたことが伝わると「批判は止んだ」。東国原氏は“見えない力”について懐かしそうに振り返った。