3日放送の日本テレビ系報道番組「news every.」(月曜~金曜・午後3時50分)では、冒頭からこの日、肺炎のため都内の病院で死去した巨人の長嶋茂雄終身名誉監督=報知新聞社客員=を追悼した。
大の巨人、長嶋ファンで長嶋さんに憧れて立大に進学したことでも知られるフリーアナウンサー・徳光和夫さんはプライベートの長嶋さんの横顔を聞かれると「僕は憧れでありますし、本当に尊敬の念を抱いてますんで、どういう人物であるかという客観的な見方ができずに、長嶋さんがいるだけでポーッとなっちゃうところがあるんですね」とまず発言。
その上で「長嶋さんがある方の結婚式の乾杯のあいさつをすることになったんだけど、熱を出されてしまって、わざわざタキシードを着て断りに来たんですよ。もし披露宴の席で何かあったら悪いからって。そういう義理堅さがあるんですよ」と秘話を明かすと「後日、お目にかかった時に『あの時は大変でしたね』って言ったら『熱が出ちゃってね』って。『どのくらい出たんですか?』って聞いたら『3割7分8厘』って。これ、絶対、俺から世間に伝わるだろうと思って、しゃべってるんですね」とそのサービス精神も口にした。
「スターというのはただ輝くだけじゃダメだと。何かしらプラスアルファがなければいけないというのが、長嶋さんのファンに対しての姿勢っていうのか。そういうのが非常に強い方だったというのは客観的に言えると思います」と続けていた。