元巨人・元木大介氏が3日、TBS系報道番組「Nスタ」(月~金曜・午後3時49分)に生出演。この日、肺炎のため亡くなった巨人・長嶋茂雄終身名誉監督=報知新聞社客員=の怖かった一面を振り返った。
笑顔の印象が強い長嶋さんだが、試合中は“鬼軍曹”だった。元木氏は「ベンチだったらどなってますよ。ミスや見逃し三振に対して」と明かした。「バットを振らないと勝負できない」が持論で、特に見逃し三振を嫌ったという。
監督在任時、長嶋さんが立っている場所の近くにはマスコットバットが入ったバットケースが置いてあった。イライラすると「バンバン」とたたく音がベンチ裏にまで響き、スタッフも「監督、機嫌悪いな」と察するバロメーターのようなものになっていたという。