元巨人・元木大介氏が3日、TBS系報道番組「Nスタ」(月~金曜・午後3時49分)に生出演。この日、肺炎のため亡くなった巨人・長嶋茂雄終身名誉監督=報知新聞社客員=の素顔を明かした。
元木氏は、ファンを大事にする長嶋さんが本拠・東京ドームのカメラ位置は全て把握したと暴露。「監督は全て分かってますね。何かあった時に(カメラに)抜かれているのが分かっているので、絶対にそういう姿を見せない」と、あめをなめたり、怒る姿は試合中継を見ているファンにも見せないよう、試合中も注意を払って行動していたという。
「ミスター」を貫き続けた姿勢は、スタイル維持にもあったと元木氏。「見てもらって分かるようにスタイルが変わらないでしょう。現役の時から病気になられるまで、服のサイズが一切変わってないです」と驚きの証言。現役を引退すると太る人も多いが「そういう姿を見せたくない、常にかっこいいままです」と話した。
同じく番組に出演していた元巨人の村田真一氏もうなずき「一緒のサウナの時に言われました。村田は楽でいいな。俺は長嶋茂雄を演じるのも大変なんだ」とよくこぼしていたことを明かした。
おしゃれぶりも徹底していて、選手しか入れないような駐車場エリアで、ピンク色のジャケットをサっと肩にかけてみたり、村田氏が「見たことない」ような高級な革ジャンを着こなしていた。服を買う際は自ら出向き、時計を購入する時はベルトをずらっと並べて見比べてチョイス。