長嶋茂雄さんの死去を受け3日、東京・田園調布のおでん店「グランド小池商店」(2024年12月で閉店)の高橋文子さんがスポーツ報知の取材に応じた。
一報を受け「すごく残念に思います。
文子さんにとって長嶋さんは「偉大な人なので、特別なオーラがあった」と話す一方で「そばで見ているだけでフレンドリーで、とても人なつっこいところがおありだった」。多摩川グラウンドから店までの道中に、通りかかった大学生に声をかけることもあったと振り返る。
最後に対面したのは長嶋さんが脳梗塞から復活して数年後。王貞治氏らと共に来店し、同時期に体調を崩していたまつさんを「痩せちゃったね、どうしたの」気遣い、握手。一緒に近所の散歩もし「おばちゃん、追いつくの大変だねー」と母よりも体格も歩幅の大きな長嶋さんが茶目っけたっぷりに話しかけてくれていたことも明かした。「今ごろ天国の父と母が長嶋さんと会って、喜んでいるんじゃないかな」と天を見上げ、思いを馳せた。