歌手のGACKTが5日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「尊敬していた先輩」からの言葉に意見をつづった。
26歳で米を食べるのをやめ、1日1食の食生活を続けているというGACKTは2日に備蓄米を巡り、Xで「『一番好きな食べ物は?』と聞かれれば必ずこう答える。
GACKTは田中のポストを報じたネット記事を紹介し、「あはははは。尊敬していた先輩から『残念な人』と呼ばれてしまった。田中先輩、言葉を選ばず書かせて頂きます」と書き出した。その上で「先輩はボクの文章を全部読まれましたか?ボクの投稿はあくまで【古米、古古米】の味に言及しただけです。それに対して『残念な人』という発言は、先輩がコメは新米じゃないとダメな人で、古米・古古米の味を語る輩は論外という考えだからでしょうか?」と質問。
「それとも垂れ流しのネットニュースを拾って、投稿した本文も読まずに『GACKTが備蓄米のプロパガンダに協力している!』と思われたからでしょうか?」と再度質問し、「もし前者であるなら、新米の味が好きな先輩が古米の味を批判する行動も理解ができます。厳選された古米に拘(こだわ)りを持っていたボクは先輩からしたら『残念な未熟者』なのでしょう。それとも25年もコメを食べてもいないGACKTがコメを語るのが許せないのでしょうか?」と問いかけた。
「だとしたら、コメを辞めたボクが語るのは先輩にとっては失礼だったのでしょう。すみません。
「あげればキリがありません。農業に携わる方たちは長年ずっと苦しまれています。でも、一番の問題点はそこでしょうか?ことが起きる度に、【ボヤくだけ、呟(つぶや)くだけ】で結局、何も行動しない大多数の国民の意識の低さそのものが問題の本質ではないでしょうか?」と投げかけ、「本当にこれらを自身の問題とするなら、なぜ1人でも多くの仲間を誘い選挙に行き、国を変えようとしないのでしょうか?変わらないと諦めているからでしょうか?田中先輩。文句を言うだけ・ボヤくだけでは国は変わりません。人生と音楽の先輩として道を示してください。それを切に願います」と訴えた。