俳優の志尊淳が、毎夏恒例の日本テレビ系「24時間テレビ48―愛は地球を救う―」(8月30、31日)でチャリティーパートナーを務めることが5日、分かった。自身が急性心筋炎を患った経験から、若くしてがんと闘う一般男性と対談する。
志尊は2021年に心臓の大病「急性心筋炎」を患い、一時はICUに入るほどの入院生活を余儀なくされた。命の尊さに直面した経験から「番組を通して何か皆さんの力になれたら」と、今年から新設されたチャリティーパートナーを務めることが決まった。
今年で48回目となる24時間テレビのテーマは「あなたのことを教えて」。志尊は、26歳ながら小腸がんのステージ4と診断された永島龍さんをインタビュー。永島さんはSNSで闘病のリアルを前向きに発信しており、志尊は「お会いしてみて本当にとても明るい人で、僕自身がすごく頑張ろうという気持ちにさせてもらって、彼から元気を与えてもらいました」と刺激を明かす。
志尊と永島さんは初めてのロケで、「龍くん」「淳くん」と呼び合い、野球とキックボクシング好きという共通点もあり「初めてとは思えない」とすっかり意気投合。志尊は「全力で生きている彼に、僕も全力で向き合って、彼が皆さんに伝えたいことであったり、やりとげたいことを、精一杯サポートさせていただければなという思いです」と力を込めた。
同番組は総合司会を同局の水卜麻美アナウンサー、くりぃむしちゅーの上田晋也、フリーの羽鳥慎一アナが担当。女優の浜辺美波が、故郷を襲った能登半島地震の復興への思いからチャリティーパートナーを務めることが発表されていた。