昨年6月に亡くなった歌手・門倉有希さん(享年50)のデジタルシングル「ラナンキュラス ―Acoustic RememVer.―」が一周忌を迎えた6日、配信リリースされた。
同曲は、門倉さんが最後のレコーディングを行った際の歌声を使い、リアレンジされたもの。
病気と闘う全ての人たちへの激励の思いが込められ、ギタリスト・西海孝が奏でる切なくも優しいギターの音色が楽曲に新たな息吹を与えた。
門倉さんの所属事務所は、公式サイトで「楽曲を聴く度、門倉有希が笑顔で歌い、ファンの皆さまと交流させていただいた頃を、闘病中でも笑顔を絶やさなかった彼女を、関係者一同、昨日のことのように思い返しております」とコメント。「門倉有希は最後まで諦めませんでした。この曲を通じ、基礎疾患や、門倉有希と同じ境遇で大変な思いをされているご当人様、ご本人を支えていらっしゃるご家族、ご友人の方々のほんのささやかな励みや癒しの一種となれば、門倉有希もきっと本望のはずです」と願った。